各部の紹介

放射線部

令和2年より血管造影装置を使ったCASや脳血栓回収、脳血管内治療も行われるようになり、最新の医療器械の高度な操作法などの勉強会を医師など交えて行い、医療現場からのいろんなオーダーに対応できるよう日夜研鑽を積んでおります。

業務内容

MRI(MAGNETOOM Spectra シーメンス製)


MRI(Magnetic Resonance Imaging、磁気共鳴画像)検査は、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。

当院は令和元年5月より1.5テスラ から3.0テスラ MAGNETOM Spectra(シーメンス社製)を導入し大幅な画質の向上、より迅速な撮影が可能となり、頭部、脊椎、関節の検査内容の充実だけでなく現状で最高レベルの画像を提供しています。

血管造影装置(Artis zee floor PURE シーメンス製)


血管撮影検査は、カテーを目的とする血管近くまで運び、そこから造影剤を注入して血管像を得る検査です。

当院ではMRIと同様に新病院開院時に新しくArtis zee floor PURE(シーメンス社製)導入し主に頭部の血管を中心に検査を行っています。
また、検査だけではなく、同時に治療を行うこともあります。血管が狭窄している部位を拡げる血管拡張術や、動脈瘤の破裂を未然に防ぐための動脈瘤塞栓術などが可能となっています。

CT(OPTIMA CT660PRO GE製)


CT(Computed Tomography、コンピュータ断層撮影検査)はX線画像をコンピュータで解析計算し、体内を輪切りに見せたりできる検査です。また撮影後の画像処理は装置とは別のワークステーションを操作し立体処理や計測処理など多岐にわたる画像を作成提供しています。

当院は64列検出器を搭載したOPTIMA CT660PRO(GE社製)を導入して頭頚部CTAやCT-perfusionなどの撮影も行っています。

一般撮影装置(Radnext)

一般撮影は通称“レントゲン”と言われ、最初の診断に用いられることが多い検査です。

頭部・胸部・腹部・全身の骨など対象範囲が広く、簡便でかつ早く画像を提供できるように努めています。

骨塩定量検査

骨の密度を測定し、骨折の危険性を調べる検査です。
当院ではALPHYS LS(日立製)導入し最も信頼性の高いDEXA法を用いて、骨折のしやすい腰椎と大腿骨頚部の2ヶ所を測定します。

検査時間は5分程度で、測定結果もすぐにお渡しできます。