施設・設備

施設・設備のご案内

入院施設(病棟)

当院の病棟は、急性期と回復期の二つがあります。急性期での治療から、回復期のリハビリまでを行っており、患者様の個性に合わせた看護に努めています。霧島地区の脳外科輪番制度で月の半分程度の救急依頼の受け入れを行い、脳梗塞や脳出血、頭部外傷の患者様の治療を行っています。なかでも脳梗塞の治療の一つである高気圧酸素治療機を導入しており脳血管障害の後遺症改善を図るとともに、リハビリに力を入れて少しでも早く患者様が入院前の生活に戻れるよう支援に努めています。入院施設は明るい雰囲気が有り廊下やトイレも広く設置してあります。病棟では患者様とのコミュニケーションを大事にしており笑顔もよくみられます。

手術室

当院では、開頭術、穿頭術、脳室腹腔シャント術などの手術をしています。手術室は1階に位置し、救急室やMRI室、CT室と隣接してしており、検査後速やかに手術室へ移動可能です。また、ICU(集中治療室)にも直結しており、迅速に移動できます。急性期手術、待機手術を始め、日曜や夜間の緊急手術にも素早く対応できるようチームワークを大切にしています。

放射線科

MRI(MAGNETOOM Spectra シーメンス製)

MRI(磁気共鳴画像)検査は、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。当院は令和元年5月より1.5テスラから3.0テスラ MAGNETOM Spectra(シーメンス社製)を導入し大幅な画質の向上、より迅速な撮影が可能となり、頭部、脊椎、関節の画像は精細になり現状で最高レベルの画像を提供しています。


CT(OPTIMA CT660PRO GE 製)

CT(コンピュータ断層撮影検査)はX線画像をコンピュータで解析計算し、体内を輪切りに見せたりできる検査です。また撮影後の画像処理は装置とは別のワークステーションを操作し立体処理や計測処理など多岐にわたる画像を作成提供しています。
当院は64列検出器を搭載したOPTIMACT660PRO(GE社製)を導入して頭頚部CTAやCT-perfusionなどの撮影も行っています。


血管造影装置(Artis zee floor PURE シーメンス製)

血管撮影検査は、カテーテルを目的とする血管近くまで運び、そこから造影剤を注入して血管像を得る検査です。当院ではMRIと同様に新病院開院時に新しくArtis zee floor PURE(シーメンス社製)導入し、頭部の血管を中心に検査を行っています。

また、検査だけではなく、同時に治療を行うこともあります。血管が狭窄している部位を拡げるステント留置術や、動脈瘤の破裂を未然に防ぐための動脈瘤塞栓術、脳梗塞急性期の血栓回収術も行っています。


一般撮影装置(Radnext)

一般撮影は通称「レントゲン」と言われ、最初の診断に用いられることが多い検査です。頭部・胸部・腹部・全身の骨など対象範囲が広く、簡便でかつ早く画像を提供できるように努めています。

骨塩定量検査

骨の密度を測定し、骨折の危険性を調べる検査です。当院ではALPHYS LS(日立製)導入し最も信頼性の高いDEXA法を用いて、骨折のしやすい腰椎と大腿骨頚部の2ヶ所を測定します。検査時間は5分程度で、測定結果もすぐにお渡しできます。

薬局


外来・入院において、患者様に有効かつ安心安全な薬物治療を受けていただくために

  • 調剤(医師の処方箋に基づき、お薬をそろえる)
  • 服薬指導(患者様にお薬の説明・指導をする)
  • 薬剤管理(院内薬、患者様の持参薬の管理や用法用量、飲み合わせ、検査値の確認をする)
  • 医薬品情報管理(医薬品に関する情報収集・保管・提供する)

などを行っています。